子どもを持つ親のために、保育者のために、幼児の言語体験、そして絵本の編集者として、広い視野で書かれている。文字通り「絵本とは何か」。適切な絵本の選び方とはどんなものか。ディズニーが破壊してしまった絵本の夢についてなど、育児書としてもとても参考になるだろう。絵本を見る目を養わなくてはならない。一冊の絵本を読みきかせる時、それは眼前の子どもだけに届くものではない。その子の子にも、さらにその子にもと、受け継がれる資産なのだという熱い気持ちに打たれる。
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カテゴリ:
児童書・教育
- 感想投稿日 : 2005年10月5日
- 本棚登録日 : 2005年10月5日
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