しろばんば、夏草冬濤に続く自伝的小説。洪作が高校受験に失敗してから親がいる台北にいくまでの浪人生活の話。洪作視点だと周りの人たちは変わった人たちばかりだけど、周囲からしたら洪作も相当風変わりに映ってる。 井上靖の書く小説は実在した実体験や実在した人物をモデルにしてることが多いから、一人一人の個性が強くて魅力的。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2021年5月13日
- 読了日 : 2011年12月19日
- 本棚登録日 : 2021年5月13日
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