鬼切丸〔小学館文庫〕 (4) (小学館文庫 くF 4)

著者 :
  • 小学館 (2007年2月15日発売)
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20140412読書録「鬼切丸四」3

著者 楠桂
出版 小学館

p372より引用
“人間などみな、鬼に
堕ちるようにできているのよ…”

 目次より抜粋引用
“鬼胎の章
 疫鬼の章
 鬼鱗の章
 風鬼の章
 泣き鬼の章”

 学生服を着て少年の姿をした、角の無い鬼を主人公とした、鬼退治の物語。
 戦国時代、敵兵に囲まれた結城家当主。敵の矢を受け、絶対絶命のその時、
鬼が現れた…。

 上記の引用は、とある験者の一言。
油断していたら、どんなにしっかりした人であっても、道を踏み外すということな
のかもしれませんね。人の道を踏み外しても、平気な人もいるのでしょうけれど、
自分はそうならないように、その人を見て反面教師としたほうがいいかもしれま
せん。
 前巻から登場した結城家との因縁が、より深くなっていきます。一話完結の形
式が好きな人は、途中で面倒くさくなってしまうかもしれません。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: か行
感想投稿日 : 2014年4月12日
読了日 : 2014年4月12日
本棚登録日 : 2014年4月12日

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