ふたり姉妹

著者 :
  • 祥伝社 (2015年5月14日発売)
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本棚登録 : 342
感想 : 60
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瀧羽さんの本を連続して読んでいます。姉妹の関係は「パリパリ」でも書かれていた。姉は170cm程の背丈があって、妹は15cm低い。姉は東京の製菓会社で働くキャリア。妹は地元で10月に結婚を控えるフリーの立場。東京と郷里、地元という対比も面白いです。で、実際、新幹線に乗って帰らねばならないこの郷里ってどこなのでしょう?東京も姉の住むのはどこなのか気になりました。小説上の設定でしょうね。
最後に姉と妹がぶつかってしまうのが、真に迫っていました。姉の聡美には、イタリア料理で蘊蓄を述べて食事ができる柏木さんが似合うのでしょう。あまり熱くならないのが、公太君の分かりやすさと違うのでしょう。
皆さんのレビューを見せて頂きました。
うちは姉妹の二人の娘がいます。仲良しですよ。
姉が地元で妹が大阪市内に住んでいます。
僕は弟と競争しました。僕は一度学生時代に千葉で暮らし、郷里に帰りました。今弟はアメリカに赴任しています。三男も居るので、ステレオタイプに対比的に述べるのは難しいです。色々思い巡らせながら読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年2月17日
読了日 : 2019年2月17日
本棚登録日 : 2019年2月17日

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