科学ライターである筆者が、様々なデータを交えつつ、効果のあるダイエット法とは何かについて論じた本。
要は、精製された炭水化物を食べることによる、急激なインスリンの分泌を抑えることが肝要であるとし、厳しく炭水化物が制限された食事を勧めている。
有名な科学雑誌に掲載された論文のデータを多く引いていて、説得力がある。(気がする。)
ただ、低炭水化物ダイエットでちょっとぐぐってみると、色々と危険性も指摘されているし、そもそもあちらで書かれた本なので、自分の体質にそのままマッチするのかという疑問もある。
ご飯を少なめにすると痩せるというのは確かだと思うので、食事のバランスを考えるとき、頭の片隅に置いて、ほどほどに取り入れるのが良いのだろう。
それと、ダイエットというと、ご飯だけでなく全ての量を少なくして、結果、空腹によるストレスが溜まってリバウンド、というのがよくあるパターンなので、満腹感を大事にするという考え方は、使えると思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年7月21日
- 読了日 : 2013年7月21日
- 本棚登録日 : 2013年7月21日
みんなの感想をみる