来年の大河ドラマに決まったということで、さっそく読んでみました。
夏にお世話になっているロッヂMaiの方が地元だそうで、すでに昨年あたりから盛り上がっておりました。この夏に行ったときは、もう撮影が始まっていて、近所の人たちがエキストラで出演したとか、そんな話もありました。
さて、内容的にはとてもわかりやすい本です。途中で、歴史的な事実が登場人物たちの会話形式で書かれているところがあって、まるで歴史ドラマを見ているようです。そういう意味で、気軽に読める本だと思います。
織田、豊臣、徳川に関する記述も多く、直江には直接関係ないと思われるこのも詳しく書いてあるページがあります。私のように、直江に関する知識が少ない人間も読んでいて楽しめますし、直江が生きた時代背景を知る効果も果たしています。
これほどの人物をもってしても、跡継ぎに恵まれずお家が断絶になってしまうのは残念です。また、上杉家も、養子縁組を駆使して生き残ってきたというのも意外でした。
よくわかっているつもりの戦国時代でしたが、また別の角度から読み直してみると、知らなかったことがたくさんあるものだと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・伝記
- 感想投稿日 : 2018年1月27日
- 読了日 : 2008年10月28日
- 本棚登録日 : 2018年1月27日
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