村上春樹さんのエッセイが好き。村上春樹さんの書く文章を読んでいるとき、自分は本当にその文章しか読んでいない、つまり読書に没頭できる。でも不思議と読後感はさっぱりしたもので、なんとなく(悪い意味ではなく)印象に残らない。今そのときを感じる本。左脳ではなく右脳ばかりを使っているような感覚。
使い道のない風景?の写真がこの本にささやかな彩りを添えていて、それがまた良い。静かで、洗練された一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月3日
- 読了日 : 2024年2月3日
- 本棚登録日 : 2024年2月3日
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