文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

  • 草思社 (2005年12月21日発売)
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 イースター島やマヤ文明も、そして現代のルワンダの大量虐殺も、基本は、人が、森を切り開いて食物を作り人口を増やし、同時にそこの土壌を流出させ数十年後には再生不可能になって食糧不足になって、食料の取り合いで殺し合って自滅するというパターンをとっている。崩壊は時間がかかるので、人は見ぬふりをして自滅する。当然、現代は環境を破壊する科学技術も桁外れだし、地球規模での崩壊が起こっても不思議ではない、いや起こりつつある。

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感想投稿日 : 2021年9月3日
読了日 : 2021年9月2日
本棚登録日 : 2021年9月2日

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