文献の残っている5000年の期間の世界史、その下巻です。下巻はほぼ最後の1000年期の内容で、それだけこの1000年は最近であるがゆえと思われますが、記録が豊富なのだなと感じられました。それはどうなのかという疑問も感じます。それまでの4000年についても知っておく必要があるでしょうし、それについて書かれた本も、別に読んでおく必要があるでしょう。そのための参考文献の提示も巻末にありますし、何よりもそういった興味を掻き立てられるような内容になっていると思います。ビジネスの世界という限定した場所では、話される内容はおそらくこの最後の1000年期の内容が主となってくると思います。その意味で、この上下巻の内容のボリュームで世界史を勉強しておく必要があるのだろうと思います。ざっとそのあたりの感覚をつかむことが本書を読むことでできたことは大きいのではないかと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年4月9日
- 読了日 : 2017年4月9日
- 本棚登録日 : 2016年11月21日
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