「教育」というものを、生物学的な側面から見ることで、なぜ人は教育するのか、されるほうはそこから何を学ぶのかを解き明かされています。現代の教育の形から、そうでない文明から遠い世界での形。教えるとはどういうことを意味するのか、どういう行動を指すのか。その実態を通して、まず教えるということについて書かれています。その次に、学ぶほう、学ぶことについては、遺伝的な要素が大きな影響を及ぼしているということを中心に、だから画一的な教育で落ちこぼれてしまうものが出るということが分かるように書かれています。だから、人は「やってみないと」それが向いているか分かりませんが、あきらめるのではなく、様々なことに様々な方法で挑戦することが必要なのだと、勉強の仕方について色々な方法があるのだということを考えることができました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年10月5日
- 読了日 : 2019年10月5日
- 本棚登録日 : 2019年9月23日
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