スキン・コレクター

  • 文藝春秋 (2015年10月17日発売)
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本棚登録 : 615
感想 : 90
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リンカーン・ライムのシリーズも11作目。
シリーズが始まってから20年になるそうだけど、作品の中ではそこまでたっていない様子。

リンカーン・ライムは、事故で四肢麻痺になったが、精神的にはパワフルで気難しい天才的な科学捜査官。
宿敵ともいえる犯罪者「ウォッチメイカー」が獄中で死亡したという連絡を受けます。
一方、刺青を入れられて毒殺という奇怪な事件が起きていた。
タトゥーをつかう意味とは。
しかも、犯人はかってライムが関わった事件を研究している‥?

事件をきっかけに知り合った少女パム・ウィロビーは、今や大学生になっていた。
リンカーンの恋人で刑事のアメリアは、パムに愛情を注ぎ、姉妹のように仲がよかったのだが。
恋人の出来たパムはそろそろ自立したい年頃になり、母性愛の強いタイプのアメリアは胸をいためることに‥

最近は変わった趣向の作品も多かったけど、今回はこのシリーズのファン向けの王道といった印象。
はらはらドキドキしつつ引き込まれ、どんでん返しも十分に楽しみ、やれやれ良かった~とほっとする。
また楽しませてもらいました!^^

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(ヒーロー)
感想投稿日 : 2016年10月5日
読了日 : 2016年4月30日
本棚登録日 : 2016年10月5日

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