貧乏お嬢さま、イタリアへ (コージーブックス)

  • 原書房 (2019年7月5日発売)
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本棚登録 : 71
感想 : 6
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好調の貧乏お嬢さまシリーズ、11作目。
「貧乏お嬢さま、駆け落ちする」と、「貧乏お嬢さまの結婚前夜」の間の作品になります。
そう、そう簡単には結婚までたどり着かないのだ?(笑)

公爵令嬢だけど、親が破産して財産がないジョージーはあれこれ苦労していますが、気さくで親切。美人ではないけど、すらっとしています。
ひそかな恋人ダーシーと晴れて婚約、結婚準備に入ったジョージー。
甘いひとときもつかの間、ダーシーは例によって何だかわからない任務で旅立ちます。
王妃の依頼で、ジョージーはイタリアへ行くことになりました。
イタリアの大豪邸で、各国の要人が集まるパーティーが開かれるのです。

ちょうどその近辺には、ジョージーの親友ベリンダが滞在中。
身重のベリンダを案じるジョージーは行ったり来たり。
そこへ事件が起き…?!
時代ははやくも第二次世界大戦前夜。
皇太子はシンプソン夫人と交際しているし、ジョージーの母親はドイツ人の愛人と遂に結婚しそう。
え、この時代に?
さて、どうなりますか。
好感の持てるキャラクター、時代色と事件の構成のほどがよくて、ユーモラス。
楽しみなシリーズです☆

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(ヒロイン)
感想投稿日 : 2020年6月22日
読了日 : 2019年9月28日
本棚登録日 : 2020年6月22日

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