雪煙チェイス (実業之日本社文庫 ひ 1-3)

著者 :
  • 実業之日本社 (2016年11月29日発売)
3.46
  • (141)
  • (453)
  • (624)
  • (83)
  • (20)
本棚登録 : 5256
感想 : 425
4

三鷹市の一軒家で、80歳の老人・福丸陣吉が殺されていた。
殺人の容疑をかけられた、大学生の脇坂竜実は、福丸の愛犬の散歩のアルバイトをしていた。

竜実には、事件の有った時間に、新月高原スキー場にいたという、アリバイが有ったが、それを証明出来なかった。

アリバイを証明するには、唯一、新月高原スキー場で出会った、正体不明の美人スノーボーダーを探すしかない。

彼女を探す唯一の手がかりは、彼女が「黒沢温泉スキー場が、ホームグランドだ」と言った言葉だけだったが、友人、波川省吾と二人で、彼女を探しに、黒沢温泉スキー場へと向かう。

その二人を追いかける、刑事・小杉敦彦と後輩白井の二人は、
「一課が来るまでに、犯人逮捕の目処を立てろ!」と所轄の課長・大和田と、本庁の花菱とのライバル同士の手柄合戦に翻弄される。

証人を探す竜実と波川。
それを追う、刑事。
それぞれに協力者が現れ、追いつ追われつ
ハラハラ、ドキドキ。

スピード感溢れる、一気読みの作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月7日
読了日 : 2022年1月7日
本棚登録日 : 2022年1月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする