三鷹市の一軒家で、80歳の老人・福丸陣吉が殺されていた。
殺人の容疑をかけられた、大学生の脇坂竜実は、福丸の愛犬の散歩のアルバイトをしていた。
竜実には、事件の有った時間に、新月高原スキー場にいたという、アリバイが有ったが、それを証明出来なかった。
アリバイを証明するには、唯一、新月高原スキー場で出会った、正体不明の美人スノーボーダーを探すしかない。
彼女を探す唯一の手がかりは、彼女が「黒沢温泉スキー場が、ホームグランドだ」と言った言葉だけだったが、友人、波川省吾と二人で、彼女を探しに、黒沢温泉スキー場へと向かう。
その二人を追いかける、刑事・小杉敦彦と後輩白井の二人は、
「一課が来るまでに、犯人逮捕の目処を立てろ!」と所轄の課長・大和田と、本庁の花菱とのライバル同士の手柄合戦に翻弄される。
証人を探す竜実と波川。
それを追う、刑事。
それぞれに協力者が現れ、追いつ追われつ
ハラハラ、ドキドキ。
スピード感溢れる、一気読みの作品。
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- 感想投稿日 : 2022年1月7日
- 読了日 : 2022年1月7日
- 本棚登録日 : 2022年1月7日
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