のっけからの一文にのけぞった。ぐいぐい引き込まれる。
一篇はとても短い掌編なのだが、執拗に重なるちょっとした事柄に、おぞましい人間共が蠢く出口の無い迷路を彷徨っている感覚に陥った。
もしもあの時、ばかりが頭に浮かび、分岐点から派生する経過としてだけれども物語の結果に様々な余韻を残す。
とりあえず噴いた、噴出した。
楽しいね人間って。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文藝
- 感想投稿日 : 2011年3月7日
- 読了日 : 2010年10月29日
- 本棚登録日 : 2010年10月29日
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