なんとか読了。初めは状況がわからず、次々と登場人物も出てくるし、同じ人物なのに全く呼び名が違ったりして、誰が誰だかわからないまま読み進めた。
「伊達騒動」という、実際に起こったお家騒動を題材としており、一般的な史実とは全く逆の解釈を示した良作であると
思う。そもそもあまりこの事件自体に詳しくないため、この点の驚きは幾分少なかったが。
真実はどうであれ、この物語に出てくる「原田甲斐」は、他のどの本にもいないような秀逸な人物であることはまちがいなく、読む価値はある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本史小説
- 感想投稿日 : 2017年1月23日
- 読了日 : 2017年1月23日
- 本棚登録日 : 2017年1月6日
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