偶然にも続けてホテル物…。
前支配人が亡くなり、副支配人がヘッドハンティングで従業員の大半を連れて出てしまい経営が傾きに傾いているホテル・モーリス。毎日ギャングが泊まりにくるという物騒なオマケ付き。そのホテルに支配人として派遣され、なんとか立ち直らせようとするストーリー。
ギャングを相手に立ち回るコメディーのようだが、意外に様々な登場人物の人間関係がしっかりしていて面白かった。文中に出てくる、ホテルを舞台にした映画やラヴェルの音楽を思い浮かべつつ読むのもまた楽しい。映画化したら三谷作品が似合いそう!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
┣森晶麿
- 感想投稿日 : 2015年2月23日
- 読了日 : 2015年2月22日
- 本棚登録日 : 2015年2月8日
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