ニセパパラッチを生業とするカメラマン、20年前の男性失踪事件を追い続ける刑事、過去を隠して生きる主婦…3人をとりまく新たな殺人事件をきっかけに、アトランティックシティの汚れた過去が姿を現し始める…。
思っていたよりもすごく面白かった。拾い物の大傑作、海外ミステリーは時々こういう作品に出会うから止められないねんなぁ。
幸せは努力がいる。今の幸せを感じ取れる努力、今が不幸であればその不幸から脱出する努力…幸せを維持するためにこそ努力は必要なのかなと思う。自分本位とか手前勝手でもいい、みんながみんな自分の幸せのために努力することって必要なんだなぁと。
モルモン教の勧誘みたいなカップルの変態殺人鬼が不気味でエエ味だしていて、この小説の大きな魅力になっている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2018年12月25日
- 読了日 : 2018年12月25日
- 本棚登録日 : 2018年12月15日
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