よい本だった。ただ前半は普遍的な話題を扱って、「日本でいえば〜だな、うんうん」って感じで読めたけど、後半はイギリスにおける実態の深掘りって感じになってしまって日本人的には読みづらくなった。
貧富の差の拡大、1%対99%の構図、経済弱者への憎悪扇動、どれも対岸の火事じゃないだけにちょっと歯痒かったかな。日本にも日本のオーウェン・ジョーンズの登場が切実に待たれる、ってところだろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
活字本
- 感想投稿日 : 2020年8月2日
- 読了日 : 2020年8月1日
- 本棚登録日 : 2020年1月2日
みんなの感想をみる