忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房 (2017年10月14日発売)
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感想 : 214
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なぜか本棚で眠っていた文庫本
読み始めた
〈 ブッカー賞作家の静謐な長篇
遠方の息子に会うため老夫婦は村を出た。戦士、少年、老騎士……様々な人々に出会いながら、ふたりは謎の霧に満ちた大地を旅する 〉

4,5世紀のイギリス
今まで興味もなく、だから分かりにくかった

原題 "The Buried Giant"
直訳すれば「埋葬された巨大な何か」となるらしい

イシグロの言葉
〈『忘れられた巨人』においてわたしが書きたかったテーマは、ある共同体、もしくは国家は、いかにして『何を忘れ、何を記憶するのか』を決定するのか、というものでした〉

平和のために土に埋めて隠した残酷な歴史の記憶
壮大なテーマ

情景描写が美しく苦労しながらも読み進めた
霧に覆われたように静かだった

私たち、何か、忘れさされているような……

≪ 民族の 記憶と思考 霧の中 ≫
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般書
感想投稿日 : 2024年2月27日
読了日 : 2024年2月27日
本棚登録日 : 2024年2月27日

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