ヒボさんからのおすすめ!やっと、読み切りました。ほんと、やっと…です。私は小説を読みだすと、そのお話をエンディングまで読み切ってそれから次の作品を読むようにしているんですけど、この作品は序盤からかなり…だったので、他の作品も読んで気分転換しつつ読み出しました。でも、不思議なんですよねぇ…中盤から終盤にかけては読む手が止まらずに一気読みしちゃいました。
両親を交通事故で亡くしたメグとスーザンは、主人公のわたし(デイヴィッド)の隣の家、チャンドラー家に引っ越してきた…。メグに好意を抱いたわたしだったが、チャンドラー家の主婦ルースが主導し、遊び仲間でこの家の子どもたちが、2人の姉妹を虐待し、やがては地下室に監禁する様を目の当たりにする…。
わたしが私だったら?なんてことを考えられずにいられませんでした。ここまでではなくとも、見て見ぬふりをしてもしかしたら時間がたてば変わってくるんじゃないか…と、自ら逃げているようなことって日常に潜んでいるし…そんな風なことを考えさせられました。でもね…この虐待の描写が、エグイことエグイこと!そして、読了後はしばし放心状態に( ゚д゚)ポカーン
ホント、ヤバすぎる作品だけど、こんなに心を乱された作品はなかったんじゃないか…と、つい高評価にしてしまいました。評価は読み手によってわかれるもの、エグイの苦手な方は読み切れないかと思います。でもこの作品を読めたなら、ヒボさんは何でも読めるようになると言ってましたよ、ね!もう私何でも読める…かも(汗)。ヒボさん、ありがとうございます。
- 感想投稿日 : 2024年2月9日
- 読了日 : 2024年2月9日
- 本棚登録日 : 2024年2月9日
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