…ぬぁぁ(涙)
わ、別れがこんなに辛くなるとは…一巻を読み終わったときには、思いもよらなかった…。
しかし面白かったなぁ。やっぱり、ぜんぶ好きだけど三巻が一番好きだ。キティがかわいいし。
さて三巻。ナサニエルはますます大人になり…いや、バーティミアス流でいくとつまらない大人になり、バーティミアスをよりこき使うようになっていまして。
バーティミアスは長い間故郷に帰らせてもらえないせいで、よぼよぼヨロヨロに弱ってしまっていました。
ほんと、この辺りはナサニエルをぶん殴りたくなったけど(笑)
冒頭からすでに「ジョン・マンドレイク」であったナサニエルには、少し寂しい気もしました。
今回は、あまりあらすじを話さないほうがいいかな。
ただ、二巻につづき可愛いキティは活躍するし、バーティミアスの思い出の主人、プトレマイオスとの過去も明かされます。
何度も何度も物語の中でキュンとさせられました。
今回の黒幕は「え〜…お前かよ!」みたいな相手だったけど(笑)
訳者の金原瑞人さんのあとがきのとおり、私にもカーテンコールが見えたよ!
隅から隅まで余すところなく、ドキドキワクワクしながら楽しめる物語でした。
ナサニエル、バーティミアス、キティ、みんなみんな大好き!
さて、ネシャン・サーガ、バーティミアスと分厚いシリーズものを見てきたから、今度は久々に短編に手を伸ばそうかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外作家
- 感想投稿日 : 2008年10月23日
- 読了日 : 2008年10月23日
- 本棚登録日 : 2008年10月23日
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