死ねばいいのに

著者 :
  • 講談社 (2010年5月15日発売)
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感想 : 784
3

ひとりの女性が殺され、その女性に関わっていた人々に
「いまどきの若者」が話を聞きに行く。

途中からこの一連の流れに飽きて
ななめ読みして終えた。

しかし「死ねばいいのに」という言葉は
痛烈な皮肉にもなりえるが、
それまでの会話や関係を断絶させる
決定的な制裁にもなる。
場の空気を一変させるのにぴったりだ。

使ったあとの妙な空気や自分の不快感も含め
決して褒められる言葉でないのに
なぜか一時期自分もはまったセリフであった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2011年10月10日
読了日 : 2011年10月10日
本棚登録日 : 2011年10月10日

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