遅かれ早かれ終わりがくることを自覚する64歳の作家が書いた自叙伝。
移り住んできたたくさんの家を順番に述べる部分もあるが、子供の頃や青年期の思い出、結婚生活での出来事などが順不同に織り込まれ、まさに細切れに記憶を辿っているという感じが味わえる。
著書のいくつかの作品の主題となっている、アイデンティティを意識させられた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年5月28日
- 読了日 : 2017年5月28日
- 本棚登録日 : 2017年5月21日
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