三度目ならばABC

著者 :
  • 講談社 (1987年10月8日発売)
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感想 : 12
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1982年〜1984年の短編集。
「三度目ならばABC」「電話だけが知っている」「三人の夫を持つ亜矢子」「七人の容疑者」「十番館の殺人」「プールの底に花一輪」を収録。

テレビ局の下請け、弱小プロダクションに勤める織田貞夫(おださだお)と土佐美郷(とさみさと)という、上から読んでも下から読んでも同じ名前の男女が事件を解決していくユーモアミステリ。

アリバイ崩し的なものが多く、全体的にトリッキー。
単純に面白かった。

「三度目ならばABC」は、クリスティの「ABC殺人事件」をモチーフにしているが、他はよくわからなかった。
なお、「三人の夫を持つ亜矢子」はクェンティンの「二人の妻を持つ男」とのこと。
(図書館)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岡嶋二人・井上夢人
感想投稿日 : 2014年9月6日
読了日 : 2014年9月6日
本棚登録日 : 2014年8月23日

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