マリアビートル (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年9月25日発売)
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本棚登録 : 2251
感想 : 212
5

殺し屋シリーズの第二作目。
グラスホッパーから続けて読んだおかげか、一作目からの登場人物が今回出てきてもスッとわかって楽しめた。
それぞれの思惑から依頼が混ざり、同じ東北新幹線内で殺し屋のグループがニアミスしたり、駆け引きする。
実は777でも新幹線の事件のことが話に出てきていたから、思い出しながら展開を予想もしたけど、そこはそこまで不幸なことにならなくてよかった。
読む順番は違ったけど、結論から言うと情報が入ってた本作が1番楽しめた。
ちゃんと罰せられるものは罰せられる、因果応報になっていて安心する。
殺し屋シリーズだけど、不幸すぎないというか悲惨でないのもいいと思う。

1冊しか読まないなら「AX」
シリーズで読むなら、「グラスホッパー、マリアビートル、777」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月17日
読了日 : 2024年3月17日
本棚登録日 : 2024年3月17日

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