黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 早川書房 (2012年1月5日発売)
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感想 : 21件
いつも通り数式や数理の部分はほぼ飛ばし読み。美術品や歴史的建造物に黄金比が使われている、というのは後生のこじつけが多いというのが結論。黄金律のことより、最終章の「数学と自然の関係」、つまりなぜ机上で発見された数理が自然科学にそのまま応用できてしまうのか、自然が先なのか数学が先なのか、という話が興味深かった。
読書状況:読み終わった
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BOOK
- 感想投稿日 : 2024年4月4日
- 読了日 : 2017年8月31日
- 本棚登録日 : 2024年4月4日
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