街の灯 (文春文庫 き 17-4)

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  • 文藝春秋 (2006年5月10日発売)
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またまた久しぶりの作家、北村薫の「街の灯」を読んだ。直木賞受賞の「鷺と雪」を読むための前段として読んだのだが、表題作の「街の灯」はよかった。
「寂れた家に住む人に幸福はないと思うのは、ひとつの傲慢だと思う」は全ての人が心に刻むべき名言だと思った。幸せの在り方をそれぞれが考える為に。
チャップリンの「街の灯」は素敵な映画だが、もう一度見方を変えて見てみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月24日
読了日 : 2021年10月24日
本棚登録日 : 2021年10月10日

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