THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション [DVD]

監督 : 三谷幸喜 
出演 : 役所広司  松たか子  佐藤浩市  香取慎吾  篠原涼子  戸田恵子  生瀬勝久  麻生久美子 
  • 東宝
3.63
  • (188)
  • (287)
  • (412)
  • (47)
  • (12)
本棚登録 : 1499
感想 : 273

ちょっと時間があったんで、見てた一本。

これ、上映期間中すごい人気で「おもしろいらしいよー」って聞いてたけど結局行けなくて、見たいなーと思ってた作品ですた。
「どんだけクレジットしてんだYO!」ってくらいに出演者の名前が出てて、それもそのはず、このメンツじゃこの人もあの人も隠せないよねって感じの豪華キャスト。
よくもまぁこの1本の為にこんなにも大勢の役者が集まったもんだって思いマス。

感想は、単純におもしろかった。
季節が大晦日に近ければ近いほど、見て元気になれる1本じゃないすかね。
師走は忙しいってイメージ通り、ただでさえ忙しいってのに複雑な人間関係が絡んでよけいに目が回って。
涙はないけど見てて笑えるシーンの多い映画ですた。

でも、なんとなーく「あれもこれも」って感じに話を詰め込みすぎてて、別にいくつか話が抜けてもこの映画おもしろかったんだろーな、なんて思っちゃう俺もいて。
見た後、ちょっと満腹感を感じる映画かなって思う人はいるかもしれないです。

やっぱ、役者が多すぎてみんな出演時間が限られてて、中途半端に消える人とかいて少し悪循環を感じますた。
派手といえば派手だけど、もったいない使い方してんなぁって感じた。

映画って、その辺難しいよね。
主演のプロモみたいになるのもどーかと思うけど、出演者がいっぱいいすぎると観てるこっちも混乱する。2時間でうまくバランスとってまとめるのは、やっぱ監督の技量の試されるとこなんだろな~。
むしろ、今回に限ってはちょい役は他の作品に比べても多いんだから、新人のデビュー作にしてあげる、そんな配慮もあっても良かったのかもしれないって個人的には感じました。

まぁ、結果的に大ヒットになったんだから別に問題ないのかもしれないけど。
観てない人は、観てみてもいいと思います。

宿に行くと、「おかえりなさいませ」

これ、言われた方は気持ちいいよね。
一昨年、スノボで越後湯沢駅徒歩5分くらいの「松泉閣 花月」って宿に泊まったときにこの映画と同じように「おかえりなさいませ」って言われて、抹茶は出てくるわメシもうまいし女将さんは丁寧に挨拶に来てくれるわで軽く勘違いしそうになった。w
でもすごい気持ちよくまったりできて、それ以来もうこの宿のリピーターです☆
(パンフで見ればわかるけど、ちと値は張るかも。でも、ほんとそんだけの価値はある宿だよ。ヤヴァイ。)

この映画観るなら、そーいう宿に泊まってから観た方がいいかもです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月10日
読了日 : 2006年11月4日
本棚登録日 : 2020年1月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする