画面の雰囲気も薄暗い設定も絵も好きなんだけど…うーん、なんだろう。ちょっともったいない気がした。
冬吾はせっかく無口で不器用でちょっと天然なところが魅力的なのに、モノローグに語らせすぎというか、あそこまで"正解"をナレーションしちゃうと、ネタばらし感が強くてちょっとがっかりする。文字情報だけじゃなくて、もっと表情やモチーフから読み取らせる表現があったほうがストーリーに合ってる気がするし、私は好きです。
あと…夏実の「冬吾さんのことなんとも思ってないですよ〜」感と(作者が萌えてる)冬吾の魅力的な部分が、ちょっと押しつけがましく感じてしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少女・レディコミ
- 感想投稿日 : 2016年8月6日
- 読了日 : 2016年8月6日
- 本棚登録日 : 2016年8月6日
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