悪を憎み、善を助ける好漢達の八面六臂の活躍。胸がスカッとすること間違いなし。
下巻まで来て、やっと梁山泊の面々の個性が理解できてきた。だって108人もいるんだもんね。仲間思いで後先考えずに行動を起こし、面倒を連れてくる、ひたすら暴れん坊の黒旋風李逵が最高。こんなやつそばにいたら疲れるだけだけど。仲間思いで後先考えずに行動を起こし、面倒を連れてくる。
中国にはまだ知らない風光明媚な景勝地って沢山あるんだろうな。
クライマックスで耶律阿保機(やりつあぼき)が率いる遼軍と戦った戦場、「おぼろ月の下に、紺碧の水をたたえた西湖」を一度訪れてみたくなった。
やっぱり少年文庫版は軽いので、次は吉川英治に行こうか?北方謙三か?
世の中のために戦った彼らだが、その末路は悲しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2013年3月16日
- 読了日 : 2010年9月17日
- 本棚登録日 : 2013年3月16日
みんなの感想をみる