水滸伝 下 新版 (岩波少年文庫 543)

  • 岩波書店 (2001年6月18日発売)
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本棚登録 : 180
感想 : 13
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悪を憎み、善を助ける好漢達の八面六臂の活躍。胸がスカッとすること間違いなし。

下巻まで来て、やっと梁山泊の面々の個性が理解できてきた。だって108人もいるんだもんね。仲間思いで後先考えずに行動を起こし、面倒を連れてくる、ひたすら暴れん坊の黒旋風李逵が最高。こんなやつそばにいたら疲れるだけだけど。仲間思いで後先考えずに行動を起こし、面倒を連れてくる。

中国にはまだ知らない風光明媚な景勝地って沢山あるんだろうな。
クライマックスで耶律阿保機(やりつあぼき)が率いる遼軍と戦った戦場、「おぼろ月の下に、紺碧の水をたたえた西湖」を一度訪れてみたくなった。

やっぱり少年文庫版は軽いので、次は吉川英治に行こうか?北方謙三か?

世の中のために戦った彼らだが、その末路は悲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外文学
感想投稿日 : 2013年3月16日
読了日 : 2010年9月17日
本棚登録日 : 2013年3月16日

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