人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

著者 :
  • 日本実業出版社 (2011年7月28日発売)
3.69
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本棚登録 : 4515
感想 : 755
5

【感想】
読書好きの自分にとって、今さら読書について改めて必要性を知ることはないだろうと思っていたが、読んでいて目からウロコの部分が多々あった。
自分自身ベストセラーをイロモノだと敬遠しがちだし、書店に行かずに広告や知人からの紹介だけで本を購入したりしがちだから・・・
トレンドをしっかりと感じる事が今の自分に欠けているなと思ったので、これからは街に繰り出そうと思いました。

この人の本はいつもどの本も、読んでいて元気になる要素で溢れている。
新しい気づきを与えてくれるイイ著者だと思います。


【内容まとめ】
1.「ベストセラーなんて読まない」と言うなかれ!
ベストセラーには、必ずそれが売れた理由がある。
そのヒントを観察するだけでも、一読の価値がある!

2.謙虚とは、「納得する力」です。
「納得しよう」という姿勢で人の話を聴く人は、応援しようというのが人情です。

3.今読んでいる本の話を会った人にする。
多くの人に感動を共有化させようとすることで、自分の頭が整理されて急速に知的になって行く。

4.音読してみると、新しい自分に出逢える。
自分はこんな声を出していたのかと改めて認識できる。
最初は恥ずかしいが、次第に意識してカッコイイ声の出し方を練習する。
姿勢をよくしないといい声を出せないことにも気づける。

5.新聞だけに頼らず、週に一度書店で世の中をつかむ
陳列を眺めるだけで、世の中の流れやトレンドを生で感じる事ができる。

6.世の中は、「納得した者勝ち」!
その姿勢で生きていくと、周囲がみんな先生になって親切に教えてくれるようになる。


【引用】
p22
・エグゼクティブはベストセラーを読んでいる。
「ベストセラーなんて読まない」と、傲慢な態度でふんぞり返っている人は、向上心がストップしている!
ベストセラーには、必ずそれが売れた理由がある。そのヒントを観察するだけでも、一読の価値がある!


p38
・買って家に帰る前にカフェで読む
家に帰るまでに待ち切れずに近くのカフェで読破するのが大人の読書。
立ち読み段階で鼓動が高ぶってきたら合格ライン!


p42
・本を読んでいる人は応援されやすくなる。
本を読むと謙虚になる。
自分より遥かに考え、遥かに経験豊富な著者たちから知恵を授かるのだから、謙虚にならざるを得ません。

謙虚とは、「納得する力」です。
「納得しよう」という姿勢で人の話を聴く人は、応援しようというのが人情です。


p60
・今読んでいる本の話を会った人にする。
人脈を広げるコツは、出会った人すべてに今読みかけの本や最近読み終えたばかりの本の話をしてあげること。
多くの人に感動を共有化させようとすることで、自分の頭が整理されて急速に知的になって行く。
また、あなたの話に興味を示す読書好きの人たちが傍に集まってくる。


p68
・本は人間関係の悩み事を紐解くために存在する。
落ち込んだ直後に本を読めば、復活することができます。
落ち込んだとき、うまくいかないとき、孤立無援のときこそ深く本を味わうことができるのです。


p74
・音読してみると、新しい自分に出逢える。
自分はこんな声を出していたのかと改めて認識できる。
最初は恥ずかしいが、次第に意識してカッコイイ声の出し方を練習する。
姿勢をよくしないといい声を出せないことにも気づける。


p80
・新聞だけに頼らず、週に一度書店で世の中をつかむ
陳列を眺めるだけで、世の中の流れやトレンドを生で感じる事ができる。


p102
・「何故その本を選んだのか」がマーケティング。
マーケティングとは、数ある商品の中からお客さんに「うわっ!これ欲しい!」と思わせるきっかけを提供すること。
膨大な数の本から、「うわっ!」となって本を選んだはず。
その感情を思い出して仕事に活かす。


p112
・「納得してみよう」とすると、仕事がうまく回る。
世の中は、「納得した者勝ち」!
その姿勢で生きていくと、周囲がみんな先生になって親切に教えてくれるようになる。


p158
・今までなら「ありえない」本も、1年に1冊は読んでみる。
行き詰まり、マンネリ化を打破するには枠を広げていく必要がある。

人生から「ありえない」をなくしていくことが大人の勉強である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2019年1月8日
読了日 : 2019年1月8日
本棚登録日 : 2019年1月8日

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