にじいろガーデンを読んだのはいつだっただろう。
もう1年近く前にうるうるしてしまったのだけれど、それは、はたから見るとコンプレックスに感じるかもしれない登場人物が、世間の目を気にせず、自分のしっかりとした信念をもとに幸せを掴んだ、というところだった。
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このお話はどうだろう。
生まれつきのコンプレックスは、そう、恐らく相当なものだっと思われる。
でも、ふとしたきっかけ、ほかの人であればきっかけにしなかったであろう出来事から才能を見出し、そして生きる道を探る。
幸せは他人(ひと)がきめるものではない。
本人だ。本当に。
彼が生きがいを見つけ、人に大事にされ、尊敬されているさまは読んでいて熱いものがこみあげてくる。だからこそ、文通の先にあるものを期待した。
読者はそう感じるだろう。
しかし、結末はいかに。
彼の周りに登場するキーパーソンに共通するもの、タイトルについて、最初はわからなかった。
象であり、マスターであり、総婦長。
何の関係もないようだ、とおもった。
でも、強烈につながるものがあった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年1月26日
- 読了日 : 2022年1月25日
- 本棚登録日 : 2022年1月21日
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