天皇家の“ふるさと"日向をゆく (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年6月26日発売)
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本棚登録 : 147
感想 : 10

ニニギノミコト、山幸彦、ウガヤフキアエズノミコトの日向3代、その皇后であったコノハナサクヤヒメ、トヨタマヒメ、タマヨリヒメの物語から、神武天皇の4兄弟。宮崎県の各地を歩き、古墳、地名、郷土の祭りなどを取材し、例によって梅原流の解釈です。高千穂は二上山か霧島山か。ニニギノミコトはどこから来たか。山幸彦と兄の争いは何を意味するのか。そして山幸彦が行った海の中の国はどこか。タブーとされた神話の世界に、全くの作り話ではなく、実はモデルとなった史実を解き明かす鍵が隠されている・・・。美しい写真が多く入り、楽しく読める本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 地理
感想投稿日 : 2013年8月25日
読了日 : 2000年4月22日
本棚登録日 : 2013年8月15日

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