言葉の力 -   「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ 389)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年6月9日発売)
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作家であり副都知事の猪瀬さんの本。

いま、様々な国難を迎える日本において、日本は国民国家であるのだから、国民一人一人が個の先に日本の一部を担っている意識が問われている。
その上で、個々の国民は意思を持つ必要があり、その意思を表明し、遂行するには他人と相互理解が可能な「言葉の力」が必要。

「言葉の力」は言語技術を学ぶこと、実際に本を読むこと、その上でヴィジョンを描き、リアルにつなげることが重要。
リアルにつながらない場合は、批評にすぎない。

実際に「言葉の力」を駆使し、官僚と対峙しているだけにその気迫と説得力を感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分力
感想投稿日 : 2011年7月30日
読了日 : 2011年7月30日
本棚登録日 : 2011年7月30日

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