プロボクサーを目指し、漫画家の兄に居候している20代後半の男。その男と、兄が拾ってきた2匹の子猫との交流を描く。軽く描かれてはいるが、ペットと飼い主との現実的で残酷な関係も描いている。
この漫画を読んでわかったことは、1)猫は飼い主に、やはり安らぎを与えること2)猫は飼い主の年齢に関係なく、飼い主を成長させること3)どんなにかわいがっていても、飼い主は、猫を傷つけざるをえないような選択を迫られること4)(家猫にしない場合)猫の社会に飼い主はどう干渉するかが難しいこと等々。二匹の猫の絵がかわいいこと、猫が好きなので漫画そのものは楽しめた。ただし、 「ホワッツマイケル?」のような純粋なギャグ漫画ではないので、ある程度覚悟をもって読んだほうが良いだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
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