【小説8巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女1」

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  • TOブックス (2016年9月10日発売)
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感想 : 57
3

神官長のいじられ方がたのしい。
特に、寄付金集めのチャリティーイベントがウケる。

キャラの魅力と人気を存分に活かしているだけでなく、現世の知識を異世界で活かす、という意味でも楽しめるエピソード。

巻末の人気キャラクター投票の結果も、納得。

ジルヴェスターの手綱を握る、妻フロレンツィアとか。
フェルディナンドを坊ちゃん扱いの、リヒャルダとか。

男性陣をたじたじとさせる、たくましい女性陣の登場も、たのしい。

巫女見習いになっただけでも、権力による無敵感があったのに、今回はさらに上の、領主の養女。
なんでも実現できるので、無双感がある。

展開が早く、本作りとしては一気に進展した感。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2019年12月6日
読了日 : 2019年12月6日
本棚登録日 : 2019年12月6日

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