どちらかというと「生き物」というのは
「死」に近いところで生きていて、
この危ういところで生きているからこそ
ああ、「生きてる」んだな…って
思わずにはいられなくて。
生きることと死ぬことと
全部同じところに在るのだよね、と。
思い出させてくれるような、
お話でした。
小さな世界だけれど、
そこで生きる者にとっては
大きな世界で。
最初から最後まで、
なんだか消えてしまいそうなふたりを
追いかけて
なんともいえない
この、
優しさなのか悲しさなのかわからない
気持ちが、入り混じって、
でも、とてもあたたかな気持ちにもなって…。
大好きです。
(サイトでの感想です。)
https://kotkotri.tumblr.com/post/160118778677/
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カテゴリ:
★よみもの・エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年4月30日
- 本棚登録日 : 2017年4月30日
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