遥かなる時空の中で5 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2012年9月5日発売)
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本棚登録 : 190
感想 : 12
3

幕末に似た世界に飛ばされた神子が八葉と織りなす物語。ゲームのコミカライズ版。

表紙は玄武。前回が青龍だったので、4巻迄は出るかな。登場人物的には次巻の表紙は白虎だろうな。

中表紙
山口には行ったことがあるが、ガードレールが黄色いとは知らなかった。ためになったが、キメ顔でいう春風さん素敵。

第一話目
高杉に拉致されて玄武を取り返すどころか監禁されつつ都にも会えず、龍馬と瞬が行動しつつ、高杉を説得しようと心を決めたものの、話の途中で外国船からの砲撃を受けて高杉が玄武を使役し始め、青龍がそれを止めようとするの巻。
人形の美しさと同じだと言われた神子が獣神子に変化...はしないよな。ゆきだし。
正論を吐くシーン、大ごまにする必要あったのだろうか。あと、「...」と単語末に「っ」が多用されていて何だかなあ。絵はこの上なく好きなのにだけど。

第二話
都はたくましく生きていて、アーネストは人魚姫でマウストゥマウスで他八葉より一歩リードな感じで、玄武を浄化したらぶっ倒れて、祟の夢を見たら高杉の髪の毛をつかんでしまって、高杉は倒幕を目指すの巻。
柱四コマ 霊感少女都と桜智の攻防戦スタートだ。
柱四コマ 昔っていつのこと?そんなエピソード都にあったかな。もしかして先代黒神子でアクラムのことか?
74,74Pのアーネストが倒れて半身を起こしているのをゆきが覗き込んでいるあたりのシーンはすごく素敵。きれい。さすが人魚姫の王子様。
こんなの惚れてまうやろー。

第三話
龍馬と合流して、玄武を返してもらいたい神子と幕府側に青龍があるならば絶対返さないという高杉で話が平行線になるも、龍馬が高杉が四神を集めるのに協力をすればいいという明暗を出して、そっくりなのに人違いの龍馬に瞬を重ねつつ、都と感動の再会で小松の登場の巻。
柱四コマ 桜智を追ってゆきに会えたなら、都は桜智に感謝せねばね。
龍馬が坂本龍馬ぽくてよいなあ。惜しむらくは土佐弁じゃないことか。
今の段階では龍馬か瞬がゆきの相手がいいなあ。傷写しとかやってなさそうなので、桜智はないかな。

第四話
沖田と合流し龍馬と別れて砂時計が落ちきって現在の時空に戻りつつ、戻ってきたら黒書院で天海と神泉苑蛍デートで都と瞬に連れ戻されて都とじゃれているときに小松と出会うの巻。
柱四コマ 初恋話のお値段とはいかに。
天海は髪の毛が黒くて長いせいか、存在感も抜群で絵になるととても映えるなあ。眼福。天海は神子に触れないのでございます。切ない。この巻での私ベストは天海の蛍デートだ!

あとがき
風花記はやってないのだけど、リンドウって結構明るいキャラなんだな。高杉は葛城将軍?ぽいなあ。

次巻はやっぱり小松が多く出てきそう。ラストで出会うのが意外とチナミか、桜智になるのか。沖田はあっさりと仲間になりそうな気もする。近藤さんの命令なら。ゲームと同じなら高杉とアーネストの玄武組には苦労させられそうだがそれも楽しみ。天海の触れられない系もちょこちょこ出てきますように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2012年9月11日
読了日 : 2012年9月11日
本棚登録日 : 2012年9月11日

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