謎物語を愛し、謎物語を残してきた氏。
覆面作家としてデビューし、打ち立てた作品群は素敵な謎を我等に提供してくれた。
その氏による「謎物語」をテーマにした氏の初のエッセー集となれば、手に取らざるを得ないだろう。
その中で私のお気に入りの装丁が中公文庫による一冊だ。
黒字に氏の言葉、青字に他者の作品の引用、挿絵も幻想的で、そのまま飾ってしまいたくなる。
氏の謎物語の宝石を手に取れるチャンス。
逃す手は無い。
読書状況:読み終わった
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文庫
- 感想投稿日 : 2007年1月7日
- 読了日 : 2007年1月7日
- 本棚登録日 : 2007年1月7日
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