治験のバイトで入院していた『ミロク』が、予定外の長い眠りから目覚めると、世界は一変していた。
太陽のフロア爆発による磁気嵐によるライフラインの停止、それに続く謎の感染症の蔓延により人類は滅亡の危機に晒されている。残された人々は、小規模のグループを作り生存の道を模索していた。
「最後の一人になっても、がんばってくださいね」
看護師『すず』にかけられた言葉を頼りに、ミロクは彼女を探すべく動き出す。
久しぶりのがっつりSFものかと思ったのだけれども、舞台装置としてで本質はヒューマンドラマだったようで。
人はどんな過酷な状況でも、与えられたまがい物の幸福より、自ら作り上げていくものだ・・・みたいな感じでよかったのかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2019
- 感想投稿日 : 2019年5月7日
- 読了日 : 2019年5月7日
- 本棚登録日 : 2019年5月7日
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