いろいろな人の『夢』の中を渡り歩く少年の冒険のお話。長編ファンタジーと書かれてはいるが、それぞれの『夢』は独立しているので、連作短編の趣。30年以上前に書かれたものなのに全然古さを感じないのはさすが星ワールド。優しい気持ちにさせてもらえる。章ごとのタイトルページに挿し挟まれた一見抽象画に見える初山滋さんのカット絵も、その章を読んでから見直してみるときちんと意味があっておもしろい。
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- 感想投稿日 : 2013年9月3日
- 読了日 : 2011年7月25日
- 本棚登録日 : 2013年9月3日
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