淋しい狩人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1997年1月29日発売)
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本棚登録 : 5116
感想 : 412
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久しぶりの宮部みゆき!

あらすじは”東京下町にある、小さな古本屋「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔が二人で切り盛りする平凡な古本屋を舞台に、大小様々な事件が持ち上がる。”
という本屋が舞台になっている。本屋さんに持ち込まれる日常ミステリー大好き!!
ビブリア古書堂の事件手帖なんかも昔は好きだったけど、とある理由から読まなくなってしまった…
また古本屋は誰かの手を渡ってきた本が流れ着く島みたいな場所で、だからこそ前の持主や前の前の持ち主なんかが存在し、そこに人間ドラマや謎も介在する
私は本屋や古本屋という場所が舞台の物語が大好きなのだけれど、お仕事小説よりはやっぱり本が集まる場所だからこそ起こるミステリーとかちょっとした事件みたいなものが読みたい
そういう意味でもミステリーの名手宮部みゆきが書いた古本屋が舞台のこの本は読んでてとっても楽しめた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2024年2月18日
読了日 : 2024年2月16日
本棚登録日 : 2024年2月10日

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