由人、正子、野乃花それぞれの短編があり、最後の章でそれぞれと関わりある周りの人々との話がある連作短編のような1冊。突拍子もなく登場したクジラが、最終的にはクジラでよかった、クジラくらいの衝撃があったからそれぞれ前に進めたんだなと思えた。
血の繋がりは家族になるのに関係なくて、自分にとって居心地がいい場所が実家になるんだなと感じた
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- 感想投稿日 : 2023年9月10日
- 読了日 : 2023年9月10日
- 本棚登録日 : 2023年8月22日
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