会計のことが面白いほどわかる本 会計の基本の基本編: こんなのはじめて

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版) (2001年4月1日発売)
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中古で2001年版のモノを購入。会計に触れたことのない読者用に、いちから言葉の定義や原則を丁寧かつ軽妙に教えていくスタイル。本書の目指す所は十分に達成している。

大半の内容自体は目新しいものではなかったが、なぜ費用は発生主義、収益は実現主義で計上する必要があるのかなど、何となく覚えていたことも理解できた。更に資産、負債、資本、費用、収益など改めていちから考える機会を得られる。尤も、本来なら大学一二回生か、高校生から知っておくべきことにも思える。

キャッシュフローについては『基本編』の本書では学べない。又、P/LとB/Sの繋がりについては費用と資産の説明を除いてほとんどない。入門書だから、各要素がどういうものかはっきりするが、これで財務諸表を読み理解できるようになる訳ではないことに注意。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 財務 管理会計 等
感想投稿日 : 2014年1月3日
本棚登録日 : 2013年12月31日

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