神との対話 (3) (サンマーク文庫 E- 35 エヴァ・シリーズ)

  • サンマーク出版 (2002年6月1日発売)
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本棚登録 : 517
感想 : 29
5

【文章】
 とても読み易い
【ハマり】
 ★★★★・
【共感度】
 ★★★★★
・子供を産んだものが、子育てをするのに最適であるとは限らない
 ・子供を産める期間は、本人も成長の途中である事がほとんど
 ・その制約が、文化、宗教を通して、人間のセクシュアリティを歪めてきた
・この世で唯一不変の事実は「変化する」ということだけ
・仕事とは、労働ではなく、自己表現
【気付き】
 ★★★★・
・所有(having)→行為(doing)→存在(being)ではなく、創造的プロセスはその逆
 ・自分がどう在りたいかが最初にあり、そうある為の行為を行った結果、必要なものが手に入る
・自殺幇助は罰せられるが、たばこを売る事は商売になる
 ・死に至るまでの時間が短いのはNGで、長いのはOKという理屈
・脳だけでなく身体全体が、思考というエネルギーを物理的な衝撃に変換する変換機
・死は身体という物理的な制約からの解放
・結婚とは、安全保障を求めて、互いの行動を律するための人工的な社会制度
 ・結婚の誓いとして、神らしからぬ宣言をしておいて、それを神聖なもの感じてしまっている皮肉
  ・マスターにとって、一人の人間がほかの誰よりも特別とはいえない
・必要なのは機会の平等、生存が保証されたシステム
・生命とは、概念を経験に変える神の道具
・現代の人類は「所有」という概念に取りつかれている
 ・土地、人、モノなど「所有」するというのは、資本主義が生み出した幻想に過ぎない
・文化の進化の度合いは、何に「恥」「罪悪」というレッテルを張っているかでわかる
 ・羞恥心や、罪悪感は外部から押し付けられるもの
・自分ではないものが存在する相対性の場にいなければ、本当の自分を経験する事はできない
・三つの基本的な知識
 ①すべては一体である
 ②充分である
 ③しなければならないことは何もない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年7月22日
読了日 : 2018年7月2日
本棚登録日 : 2018年7月2日

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