サブタイトルで「ST序章」と銘打たれていますが、お馴染みのメンバーやST自体は登場しません。
どちらかというと刑事として若手だった頃の菊川警部補を主役とした外伝的な小説。
検事の“印象”で作りだされようとしている犯人の冤罪を晴らすため、「自白」と言うタイムリミットが迫る中、菊川と三枝、所轄のベテラン刑事・滝下が奔走する。
この事件で明確となる「自白に頼らない客観的証拠が示せる科学捜査の必要性」が後のST創設に繋がっていきます。
読後感は今野さんの小説の常として爽快なものにはなっていますが、結構怖い話です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年9月14日
- 読了日 : 2013年4月3日
- 本棚登録日 : 2013年9月14日
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