かばん屋の相続 (文春文庫 い 64-5)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年4月10日発売)
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本棚登録 : 5121
感想 : 536
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弱小銀行で融資を担当してる私には、一つ一つの話がとてもリアルで怖いくらいです。
入金待ちの緊迫感。
上司と揉める稟議書。
手形紛失の危機。
同業者なら一度は経験する出来事ばかり。
特に、芥のごとくは、本当に何も言えないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年9月12日
読了日 : 2011年9月12日
本棚登録日 : 2011年9月12日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/01/16

「一度は経験する出来事ばかり」
お金が絡むとドロドロって言うイメージが、、、ご苦労様です。。。
全然関係無いですが、吉田秋生の「海街diary 5群青」で、信金さんがチョッと良い台詞を吐いて、ウルウルしちゃいました。。。

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