自分の足で歩く、見る、聞く 記す、心に刻む…一ページごとに研究者 秋野と一緒に見聞きし歩むような読書時間だった。
その地にひそやかに生きるものの営み、息遣いを感じられるような世界には素晴らしく心を惹きつけられた。
島の人々との何気ない会話が言葉にならないものを心の底に残していく。
変貌から感じる喪失は誰にでもある感情、読み手までもがとてつもない寂寥感に襲われる。
喪失をどう自分の中で咀嚼し何に変えるか…それが大切なことなのかも。
心の中に自分だけの消えない海うそを遺すのも悪くない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月16日
- 読了日 : 2019年7月16日
- 本棚登録日 : 2019年7月16日
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コメント 3件
あいさんのコメント
2019/07/18
くるたんさんのコメント
2019/07/18
さてさてさんのコメント
2020/05/21