1000ページ超えの分厚さに怯んだけれど、満たされない、何をやっても何かが欠けている気持ち、どこか永遠を求める気持ち、これが自分の心の琴線に触れたのか、この作品という匣の中に入りこみ、言葉や世界の心地良さに隙間を囲まれ、ずっと出たくないようなそんな時間を味わった。
どこか物哀しさを感じずにはいられない心の解放とも言える憑物落としは圧巻。息が詰まるほど魅了された。もう少しだけこの世界にこの匣に浸っていたい、そんな余韻がたまらない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月7日
- 読了日 : 2019年5月7日
- 本棚登録日 : 2019年5月7日
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コメント 2件
あいさんのコメント
2019/05/08
くるたんさんのコメント
2019/05/08