文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年9月8日発売)
4.01
  • (1997)
  • (1310)
  • (1819)
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  • (12)
本棚登録 : 12987
感想 : 1192
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1000ページ超えの分厚さに怯んだけれど、満たされない、何をやっても何かが欠けている気持ち、どこか永遠を求める気持ち、これが自分の心の琴線に触れたのか、この作品という匣の中に入りこみ、言葉や世界の心地良さに隙間を囲まれ、ずっと出たくないようなそんな時間を味わった。


どこか物哀しさを感じずにはいられない心の解放とも言える憑物落としは圧巻。息が詰まるほど魅了された。もう少しだけこの世界にこの匣に浸っていたい、そんな余韻がたまらない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年5月7日
読了日 : 2019年5月7日
本棚登録日 : 2019年5月7日

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コメント 2件

あいさんのコメント
2019/05/08

こんばんび〜(^-^)/

京極さんのこの分厚さはなんなんだろうね(笑)
面白そうだけど、手が出ないわ(^_^;)
ろこちゃんで何日くらいかかるのかしら?
映画で2作ほど見たけど、きっと小説の面白さは表せてないんじゃないかと思うんだよね。

くるたんさんのコメント
2019/05/08

このシリーズ、20代の頃挫折したんよー。

最近やっと興味が出てきた♪
これは4日はかかったかなぁ。持ち歩けないしね。
分冊版も出てるからそっちのが読みやすいのかなぁ。
しかもまだこれ以上の分厚い巻があるよー。

私はやっぱり映像だとついていくのが大変で、じっくり世界を味わえる 本の方を先に読みたい派だわ(*≧∀≦)ゞ

って言っても 姑獲鳥の夏しか観てないや(*≧∀≦)ゞ

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