ほわっ、ふわっの一冊。
ページを開いたとたん、ほわっ、ふわっとした空気が流れだす。
そうめんを茹でて食べる、そんな昼どきのひとときを丁寧に掬って紡がれた物語は二人の幸せな時間が何気ない動作から会話から伝わってくるのがほんとうに心地よい。
そして「昔の話をしてください」というセンセイの言葉にキュン。
ここにツキコさんのことをもっともっと知りたい感情が凝縮されているようで。
「神様」を感じさせる小学生時代のちょっと不思議な話も夢見心地で好き。
センセイの手がぽんぽんも好き。
ツキコさんの過去の苦味も優しく包んでくれたよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月11日
- 読了日 : 2023年6月11日
- 本棚登録日 : 2023年6月11日
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